車塗装2

車塗装でやらかしてしまいました。
自分でも出来ると思ってしまったのが原因と思われます。
プロの方たちの作業風景を見るにあたり、とても簡単そうに塗装作業をしていました。
それもそのはず、彼らは塗装のプロなのです。

何十年も掛けて積み重ねた経験の上に成り立つプロの技なのです。
プロの技だから無駄な動き、無駄な力が入っておらず、スピーディで完璧な作業が可能なのです。
その完成された技を見て、「簡単そう」と思ってしまったことが一番の原因でした。
プロだから簡単そうに見えたのです。
今、冷静に考えるとそんな単純なことが何故、あの時理解できなかったのか。
あの時の自分に言ってやりたいです。

関連動画はこちら ⇒ 車塗装に挑戦してやらかした。

なんで車塗装を実施したのか

新車で購入してから10年が経過しており、いたるところに痛みがでておりました。
その際たる部分が「ボンネットの塗装剥げ」でした。
最初は少しづつ塗装剥げ始まっておりましたが、徐々に進行が早まり、塗装をする1週間ほど前には、塗装が剥げている箇所がボンネットの大部分に広がっておりました。

家族からも、「何とかならないの」、「新車を買おうよ」などと言われ、今後をどうするか、大きな決断を迫られていました。
そんな時、ふとインターネットを眺めていたら、車塗装をしている動画に出会いました。
そこから色々と車塗装に関するウェブサイトを調べていくと、沢山の方が、車塗装の方法をウェブサイト上でご教授くださっておりました。

それらの情報に触れているうちに「自分でもできるんじゃね↑」と思うようになりました。
但し、私はズブの素人、当然ながら塗装の経験もありません。また、練習をすることもできません。
その「未経験」「未練習」を克服するため、さらに詳しく様々な文献を読みあさり、頭のなかに情報を叩き込みました。

その情報を元に、寝る前にはイメージトレーニングを繰り返し、「俺はできる、俺はできる、俺はできる!」と自分に言い聞かせていました。
でも、ふと気を抜いてしまうと、弱気な自分が顔を出すこともあります。そんな時は、上を向いて、目頭の熱いものをぐっとこらえるのでした。
弱気になるのも無理はありません。この車には私のかけがえの無いものが詰まっています。それは、思い出です。
子供が生まれた時、引っ越しで故郷を離れる時、観光バスに追突された時、常に私達家族を見守ってくれました。

衝突からの生還

観光バスに突っ込まれた時は、もうダメかと思いました。赤信号で停車しているところに後ろから「どかーん!」。
あまりの衝撃で何が起きたかわかりませんでした。急ぎ車から降り、後方へ目をやるとバスがめり込んでいるではありませんか。
その時は、「これで新車になる」とほくそ笑んでしましました。

後方の部分がボディーを含めぐちゃぐちゃの状態だったので、修理工場でも「これは直せないよ」と言われてしましました。
但し、相手側(バス会社)のとても強い要望があり、修理することとなりました。
そんなバス会社の願いが通じたのか、見事に復活しました。後方の部品が全て新品となり、後ろは新車、前は古臭い車と、夢が半分叶った嬉しさと、なんだか損した気分になったのを昨日のように覚えています。

そんなアンバランスになった愛車もその後、大切に愛用し、家族との思い出をたくさん作ってくれるのでした。
そんな思い出を胸に秘め、この先、どのくらい乗れるかわかりませんが、少しでも長く愛用するため、
イメージトレーニングで自分を追い込み、車塗装技術を更に磨いていくのでした。

3日ほどイメージトレーニングを積むと、ほぼ完璧に塗装が出来るところまで上達していました。
もうやることはありません。本当にやることがありません。
あとは実践のみです。「明日で全てが決まる」

車塗装はプロに任せろ

強風が吹き荒れる中、近くの車用品店に道具を買いに走り、一通り揃え、帰宅したその足で、ついに作戦を決行するのでした。
しかし、結果は動画でアップした通りです。
プラモデルのような出来になってしまいました。
イメージしていた結果とはかけ離れていました。塗装は難しい・・・
本当に難しいです。

同じ色の塗料を買ってきていたので、最後はなんとかなるかなと思っていましたが、色が違うんですもの!
既存のボディーの塗料が劣化して、色が変わるのは知っていましたが、こんなに変わるとは思っていなかったんですもの。
やってみて分かることが多いといいますが、こんなに想像と違う結果になったことに大変驚きました。
また、車塗装の前にヘッドライト磨きを実施したことも影響していると考えられます。

関連動画 ⇒ ヘッドライト黄ばみ取り 磨きに初挑戦

車塗装から遡ること1ヶ月ほど前に、ヘッドライトの黄ばみがひどかったため、インターネットで作業方法を検索し、実施しました。
ヘッドライト磨きも初めてだったのですが、なんとなく上手く行ってしまったのです。
ヘッドライトも上手く行ったので、ボディ塗装もできるのでは!
そんな安易な考えが無謀な挑戦に駆り立てたのではないかと思います。
餅は餅屋ですね。
次はプロの方に依頼します。

今回の記事はいかがでしたか?

自分の気持ちに正直にブログを書いています。

だって、辛いことが多いんですもの・・・。皆さんはどう?幸せ?

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