上の画像 ↑ は表計算ソフトエクセルで作成した画像ファイルである。サムネイル画像をエクセルで作る方法も本記事で紹介している。そちらも読んで欲しい。
サムネイル画像を作成して、ブログのアクセスアップや、Twitter等のSNS経由でPVを増やす方法やサムネイルに対する取り組み方を紹介しよう。
良い記事を書いても、誰に読まれなければ意味がない。
サムネイル画像で無料の写真をそのまま使用したり、サムネイル画像自体を使用していない記事を見かけるが、アクセスアップの機会を失う非常にもったいない行為だと思う。
思うようにアクセスが集まらない場合は、サムネイルにひと手間加えるだけでアクセス数は飛躍的に伸びる可能性がある。
記事の内容が重要なのはもちろんだが、サムネイルはサイトへの入口として大変重要だ。
人間の第一印象が外観であるように、サイトの第一印象はサムネイルと言っても過言ではない。そのサムネイル画像を工夫する方法、作成する方法をご紹介しよう。
尚、趣味でブログを書いているのでアクセスアップは気にしないという方は、ブラウザを閉じてほしい。
目次
サムネイルとは
サムネイルとは以下のような意味の画像である。
サムネイル英語:thumbnail、サムネールとも表記される)とは画像や印刷物ページなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。親指の爪(nail)のように小さく簡潔であるという意味から来ている。
視認範囲の限られるカタログや画面表示上、もしくデータ量の限られるネットワーク上の画像情報の伝達において用いられることが多い。
Wikipedia サムネイルより引用
要約すると、サムネイルとはブログ等の記事を簡潔に表した小さな画像のことで、ネット上で見てもらう為に使用していると解釈できると思う。
要するに、ツイッターで言えば次のような画像である。
上記の写真は私のブログ記事を、ツイッターでつぶやいた時の画像である。青枠で囲んだ部分がTwitterのサムネイルである。サムネイル画像があることで、文章だけでなく、画像からも記事に興味を抱かせることが可能となる。
このサムネイル画像を工夫することでアクセスをアップさせることが本記事の目的である。
サムネイルはどこで使われる?
サムネイル画像は様々なネット媒体で使用される。例えば、先ほど紹介したツイッターのタイムラインに流れるツイートには画像が貼られている。それもサムネイルだ。
また、Youtubeの検索画面でも以下の画像のようにサムネイル画像が多数使われている。動画を検索する時にタイトルよりサムネイル画像だけ見てクリックする人も多いだろう。
動画においてはサムネイルが全てである。よほどの人気者でない限り、サムネイルが目立たないとアクセス数は絶望的である。
Youtubeはブログやウェブサイトよりもサムネイルの文化が成熟している。如何に視聴者の目を釘付けにするか試行錯誤している配信者が多い。サムネイル作成で行き詰まったら、Youtubeのサムネイルを参考にするのも一つの手だ。
ブログサービスでブログ記事を紹介する時もサムネイル画像が使用されている。
最近では、私の記事がスマートニュース(SmartNews)に取り上げられた。スマートニュウーすでもサムネイル画像は重要な要素となる。数あるブログサービスの中からピックアップされた記事がスマートニュースに掲載されるので、サムネイルを凝ったものが多くなる。その中でサムネイル画像が如何にいかに目立つかが重要なポイントになる。
私の記事がスマートニュースに記載された時のアクセスアップを詳しく調査した。アクセスアップの状況を知りたい方は読んでほしい。
私が使用しているはてなブログでも記事を紹介するページではサムネイルが大きく表示される。
この様に、ブログ等に限らず、昨今のネット媒体では、記事とサムネイルは切っても切れない関係にあるのだ。
目立つサムネイルとは
サムネイルにも流行があると思う。今の流行は写真などを使用することだと思う。
ツイッターやブログ紹介サイトを見ると、記事に関連した画像を無料の写真サイトから入手したり、グッズ紹介の場合はそのグッズや商品の写真を掲載することが一般的だと思う。
この写真だらけの中で、同じように写真画像を使用しても目立つことは困難を極める。目立たせたいなら「人とは違うサムネイル画像」を作成することが重要になる。
人と違う画像に変更するだけで、数多くある記事の中からサムネイルが目立つようになり、クリックされる可能性も上がると考える方が妥当だろう。
目立つサムネイルを作るには
写真だらけのサムネイルにあって、私の場合は最近のブログ記事には、あえて文字だけのサムネイルを載せるようにしている。(下記画像参照)
このサムネイルに変更してからアクセス数が20%程度、増えている。(その他の要因の可能性も否定できないが)
文字だけの単純な画像なので、フォトショップなどの高機能な画像編集ソフトを必要とせず、表計算ソフトのExcel(エクセル)で短時間にサムネイル画像を作成することが出来る。
今は写真のサムネイルが多い為、文字だけのサムネイルが目立つことが可能な状況だが、今後、文字だけのサムネイルが増えた場合、写真+文字にしたり、写真だけに戻すなどの知恵を絞る必要がある。
因みに、下記の記事は、サムネイル画像を文字だけで作った記事だが、公開後の2日間でアクセス数は88000だった。
内容に多少の問題があり、上記記事は得炎上してしまったが、閲覧者に対しての最初のインパクトは目からの情報であるサムネイル画像である。キャッチーな言葉をサムネイルに記載することで、記事への興味を抱かせていると思う。
上記記事に関しては下記の記事で88000PVの原因を調査したあわせて読みと面白いと思う。
また、イラストのサムネイルも意外と少ない。無料のイラストを使用するとイラストが被る可能性もあるが、自ら作成したイラストなら独自性を打ち出すことも可能だ。
特に、イラストがサムネイルになっている比較的多くの方に閲覧されている記事を見ると、可愛らしい少女が描かれているサムネイルが多いように思う。このように独自性を打ち出すサムネイルはアクセスアップには必要な要素だと思う。
絵心がある人は可愛い少女のイラストにチャレンジしてみると良いだろう。私も絵がうまかったら絶対に可愛い少女の絵をサムネイルにする。
エクセル(Excel)で作る文字だけのサムネイル。
サムネイルを目立たせる方法として文字だけで作成することを前述した。ここでは実際に表計算ソフトExcel(エクセル)だけで文字サムネイルを作成する方法を紹介しよう。
作成の条件は次の通りだ。
- ソフト(アプリ)はエクセル2010を使用
- サムネイル画像はてなブログで使用する。
- ツイッター表示も考慮する。(はてなブログ経由)
使用したエクセルは2010である。本記事は「はてなブログ」を使用しているため、はてなブログ用のサムネイルを作成すると共に、ツイッターで記事紹介も行うのでツイッターのサムネイル、並びに、リツイート時のサムネイルも考慮して作成する。
サムネイル画像の大きさの確認
今回は、はてなブログの記事紹介欄のサムネイルの大きさ、はてなブログ経由でツイートした際のツイッターサムネイルの大きさ、並びにツイートがリツイートされた時のサムネイルを1枚のサムネイル画像で表示させるようにする。
早速、それぞれのサムネイル画像の大きさを測定する。尚、他のブログサービスを使用している場合はそちらに習って大きさを確認してほしい。
測定方法は超アナログだ。パソコンなどのディスプレイに各サムネイル画像を表示させ、定規で縦と横の長さを測る。(写真編集ソフトを使用すると簡単にサイズを測ることが出来るが、今回はエクセルのみにこだわる為、サイズを測る際もフォトショップなどの画像ソフトは使用しない)
次にブログの記事上の画像としても使用したいので、記事欄の横幅を確認する。
確認方法は以下の記事を参照してほしい。
本サイトの横幅は760ピクセルなので、横幅を760として話を進める。
画面を定規で測った実測値とブログ記事の横幅(760ピクセル)を基準にして、共通するサムネイルの大きさを確認すると、下の表に示すように縦380ピクセル、横760ピクセルにアピールしたい文字を記載すれば、全てに共通して使用可能な事が分かる。
媒体 | 縦 横 | 比率 | 横幅を760ピクセルに固定 |
---|---|---|---|
はてな | 34mm : 49mm | 約1 : 1.5 | 506 : 760 |
ツイート | 120mm : 120mm | 約1 : 1 | 760 : 760 |
リツイート | 63mm : 125mm | 約1 : 2 | 380 : 760 |
従い、背景は縦760×横760にして文字は縦380×横760に書き込んだサムネイルをエクセルで作成する。
繰り返しになるが、本記事では定規でディスプレイを直接測定したが、画像編集ソフトを使用して測定する方法もある。本記事のコンセプトとしてエクセルしか使用しないことを前提にしているので、画像ソフトは使用しなかった。
エクセルにこだわった理由は、画像ソフトを持っているが使い方がわからない人が多いためだ、そんな方でも業務などでエクセルに触れる機会は頻繁にあると思う。その点を考慮してエクセルしか使用しなかった。
エクセルでの作業
エクセルを使用したサムネイル画像の作成は、下の動画にて説明する。
文字にすると伝わりにくい部分もある為、動画にした。(筆者作成動画)
私自身、ソフトの使用方法をネットで検索するが、文字では操作方法がわからない場合ま多々ある。動画であれば、そのまま実施すれば動画通りの画像は完成させることは出来る。そこから自分なりのアレンジを加えれば良いと考え、エクセルしか使用しなかった。
サムネイル画像をエクセルで作成する方法!ブログやツイッター(Ttwitter)のアクセスアップ【はてなブログ編】
出来上がったサムネイル画像は、当該記事上に貼り付けた画像である。
ページトップに戻って確認していただきたい。
大した画像ではないので、無視して先に進んでも構わない。
まとめ
人間に顔があるようにサムネイルは記事の内容を示す顔である。視覚的にインパクトがあり、読者の興味を引くためにはサムネイルに工夫を加えることは必要である。
人気ブロガーや大手サイトであれば、凝ったサムネイルを作らなくても、定期的に安定したアクセスを確保することが出来るが、訪問者の少ないブログであれば、サムネイルにも知恵を絞り、人を引き付ける工夫が必要になる。
お店に行けば客の興味を引こうとポップに様々な仕掛けがなされている。お店のポップにあたるのが、ネット環境ではサムネイルとなる。
画像ソフトでサムネイルを工夫することは少し難しいが、使い慣れたエクセルなら比較的容易に理想のサムネイルに近づけることが出来る。
記事の内容も充実し、サムネイルも注目されれば、アクセスアップはたやすいと言える。理想のアクセスを確保するためにサムネイルは重要であると思う。
以上、サムネイル画像を作成してアクセスアップさせる方法。ブログやツイッター(SNS)でサムネイル画像を効果的に見せるには?でした。