よつば君

5分で終わる仕事は5分で終わらない。

そんな仕事5分で終わるだろう。とか、5分で終わる仕事に何時間かけてるんだとか、いろいろ言ってくる奴いるんですけど、5分じゃ終わらないよ。

確かに、その仕事だけに集中できたら5分で終わる。いや、3分もかからずに終わるんだけど、

途中で電話が掛かってきたり、上司から声を掛けられたり、途中で中断させられる状況ばかりだから、中断するたびに、「どこまでやったけ」なんて資料を初めから読み返したりすると、結局5分なんてとっくに過ぎていて、

もうすぐ完了する。と思っていると、今度は事務員から質問が来たりして、

結局、5分の仕事が終わったのは開始してから4時間後ぐらいなんてのは良くある話。

その5分の仕事を4時間かけてるうちに、新たな5分で終わる仕事が山の様に机の上に積みあがっていて、

片っ端から、5分で終わる仕事をこなしているんだけど、一向に仕事が減っていかない。

そうこうしているうちに、上司から呼び出され、「5分で終わる仕事に何分かけてるんだ」なんてネチネチ言われて、

本当に、5分お仕事にへきへきしています。

たぶん、仕事に集中できる環境にあれば、5分で終わる仕事はあっという間に終わっていると思います。

また、日々、新たな仕事、業務が生み出されているので、5分の仕事でも疎かにしていると取り返しのつかない事になることもあります。

だから、たかが5分なんですけど、されど5分なんですね。

最後に、5分で終わる仕事を効率よく片付ける方法をご紹介します。

まず、電話に出ないことです。緊急を要する電話以外は、後からかけ直すと回答するように周りに伝言し、1時間ぐらい集中して5分の仕事に取り掛かります。

次に、忙しいオーラを出す。直ぐにでもやらなければならない仕事をやっている感を出して、皆が話しかけられないような雰囲気を作ることです。
「ヤバイ、間に合わない」などと周りに聞こえる程度の音量でひとりごとを言って緊急の仕事をしているアピールをして周りに話しかけられないようにしましょう。

でも、5分で終わる仕事だからって、気軽に頼んでくる奴いるじゃない。5分で終わるんだったらお前がやれよって言ってやりたいよ。