ポケモンGO、そんなに面白いのか?
お台場に「ラプラス」といわれるレアポケモンが出現するらしい。
ラプラスをゲットするために、大勢のポケモントレーナーが集まり、大混乱になっているようだ。
さすがはポケモントレーナーだ。テレビで登場する「サトシ」を筆頭に、以前から理解できない奴らと思っていたが、今回の行動からも全く理解ができない。
テレビで見た異様な光景
テレビ画面を見た時、現金の掴み取りでも行っているのかと思ったが、レアポケモンを手に入れる為と知ったとたん、ズッコケた。
現金が落ちているなら、あの騒動も理解できる。警察が出動しようと知ったことではない。私も警察官をなぎ倒してでも現金を手に入れる。
それがポケモン・・・
ポケモンとはそんなに魅力的なのか?興味がないから全然理解できない。
興味がないと言ってもポケモンをテレビで見たことが無い訳ではない。
サトシを中心に仲間たちがポケモンマスターになるために世界中を旅していることはなんとなく知っている。
サトシは言っている。ポケモンは友達だ。大切な仲間だと。
そのくせ、仲間たちに意味のない戦いを繰り返させている。ボロボロになるまで戦わせている。何の為に戦うのか。仲間を助ける為か、愛する人を助ける為か、平和を守るためか?
どれも違う。サトシがポケモンマスターになるためだけである。その為に、大切な友達に、大切な仲間に無意味な戦いをさせて、ボロボロにさせている。
これが全てではないと思うが、テレビで見るとこんな感じに見える。
そんなサトシにあこがれるポケモントレーナーが
「レアポケモンゲットできるぜ!」
こんな情報を手にしてしまったら、お台場のような状況になるのも無理はない。
私利私欲の為なら、他人の迷惑なんてお構いなしだ。
大切な友達、大切な仲間なんて戯言だ。自分の欲求を満たすだけの存在それがポケモンだ。
そんなポケモントレーナーに一言。
ポケモンと言えば聞こえはいいが、誰かが作った単なるデータだ。
ラプラスと名付けられたゲームのデータに過ぎない。価値が全くないとは言わないが、意味がない。意味がないとは集める意味がないということだ。
例えは悪いが、テレビでゴミ屋敷を見たことがあるだろう。近隣に迷惑をかけているゴミの山。ゴミ屋敷の住民は異臭を放つゴミに「価値がある」と言っているのだ。そんなゴミ屋敷の住民を見てどう思うか。普通ではないと思うだろう。
お台場に集まった人たちも、他者から見れば、同じだ。ゴミを「価値あるもの」と言っている人と同じだ。他社の迷惑を顧みない者として同罪だ。
ただ、ゴミ屋敷の住民は一人で近隣と張り合っている場合が多く見られる。しかし、お台場で半狂乱だった人々は集団での行動だ。ゴミ屋敷のおっさんの方が、反骨精神がある。褒められて行動ではないが根性はすごい。
集めても怒られないもの
この世で唯一山のように集めても怒られないのはお金だけだ。
皆に理解されるのもお金だけだ。お金だけはありすぎても困ることは無い。お台場の集まりも「現金が降ってきたから」となっていれば、他者も「お金なら仕方ない」と理解しているだろう。
もっと言えば、お台場で見せた無駄な情熱を稼ぐ力に変えれば、ポケモンをゲットして得た幸せより、もっと大きなお金を手に入れることができるのではないかと思う。
そのビッグマネーを使ってポケモンを好きなだけゲットすればその方が気持ちがいいと思う。
何も、私のタブレットではポケモンGOがダウンロードできなかったから、ひがみでこのような記事を書いているわけではない。そのことは強く主張したい。
でも、現金をばらまいたらお台場のような状況になるのだろうか。たぶんならないだろう。恐るべしポケモン。