真田丸、ついに昌幸が九度山にて最後を迎えてしまった。
架橋を向かえ、主要人物の最後のシーンが多くなってきているが、真田家の面々以外はアナウンサーによる「ナレ死」になっている。
アナウンサーのナレーションだけ
「ナレ死」とは、最後のシーンが描かれているわけではなく、アナウンサーが最後の状況を読み上げるだけで完了させている手法である。
真田丸では、織田信長や明智光秀も最後のシーンはなくアナウンサーによる読み上げだけで完結させ、壮大な最後のシーンを想像していた私も期待を裏切られた感じであった。
そんな中、9月25日の放送でも主要な登場人物である本多忠勝と加藤清正もアナウンサーが最後を語るだけで終わってしまった。
何ともあっさりとした感じであった。
今までにない演出方法であるため、戸惑いもあったが、慣れてしまえば、話が早く展開するため、スピード感があるように感じる。
しかし、流石に昌幸の最後は描かれていた。
主人公である信繁の父親であるだけにキッチリとした最後が描かれていた。とても味わいのあるキャラクターだっただけに。次週から見られなくなることが少しさみしい。
これからも、ブレずにスピード感を持って真田丸を作っていただきたいと切に思うのであった。