世界がもし100人の村だったら。
数年前に流行った短文です。
世界を1つの村にたとえ、村人を世界情勢に照らし合わせ、自分の無意識に感じている幸せ、経済的な豊かさを振り返る内容です。
うつ病になる前はこの動画を見て「私は恵まれた環境にいる」と思わせていた。
辛い時に思い出す。
人間生きていると色んな困難や、辛い経験に遭遇します。
私も嫌々ながらも生きているので、様々な困難に直面します。
時に逃げたくなることもあります。
そんな時、たまに思い出して世界がもし100人の村だったらをネットで検索します。
最近ではYoutubeでも動画があり、気軽に検索できるようになりました。
動画で見ると、色々なバージョンがあり、それぞれに内容は同じですが、胸に迫るものがあります。
今の生活がどんなに恵まれていて、どんなに豊かなのか、実感することは難しい。しかし、想像する事はできる。
その想像力を鮮明にさせてくれるのが「世界が100人の村だったら」だ。
気になる方は検索してほしい。
生きていえば辛いこともある
生きている限り、良いことばかりではない。嫌、悪いことばかりである。
今の状況が最悪だと思っていても、私にとっては最悪であるが、もっと悲惨な目にあっている人もいる。
しかし、自分の物差しでしか判断できないのが人間の浅はかさ。もっと広い物差しで世の中を見ることが出来れば、一時ではあるにせよ、自分がいかに幸せであるかを感じることが出来る。
下を見ても仕方がない、上を見てもきりがない。
そんなことは分かっているが、人間である以上、比較してしまいます。
同僚との比較、友人との比較、世間との比較。
どれもが本当はどうでもいいことなのかもしれない。
今より上を目指したいと思う事は自然な事。今より下になりたくないのは当然の事。
でも、現状維持することが一番難しいのかもしれない。
休職中の私でも不自由なく暮らすことが出来る。
それは、運よく日本に生まれたからだ。
待機児童の問題、労働問題、年金支給の問題など
不満を口にすればきりがない。
そんな問題が直ぐに解決することはない。
ならば、今ある生活をありがたく思い、ありのままの自分を愛して見るのはどうだろうか。
叱られてばかりの自分、うだつの上がらない自分、会社に行きたくない自分。
全てが本当の自分だ。そのすべてを受け入れて愛することが出来れば、自然と心が軽くなる。
役に立たなくても、それでいいじゃないか。
役立たずでも、明日はやってくる。そして、何もなかったように社会は動く。
一日ぐらいさぼってもいいじゃないか。
自分がさぼっても会社は普通に回っていく。
今の恵まれた環境を、何気なく過ごせる日々に感謝。
そう思いながらうつによる休職期間を過ぎしている。
休職したっていいじゃないか。だって、うつなんだもん!
以上、世界がもし100人の村だったら。辛い時には読んでみよう。意外と気分が良くなりますでした。