今日は、もし世界が100人の村だったらについてお話します。
これは2000年ぐらいに世に出回った話で、当時の人口の統計比率を正確に盛り込んで、全世界の人口を100人の村に縮小するとどうなるのか。
世界の人口は当時で70億くらいですが、規模が大きすぎて想像ができないですが、100人に縮小することで、世界の状況を身近に感じることができ、自分が世界のどのレベルにいるか、立ち位置が分かるんですね。
前置きは、この辺にして、早速、100人の村の本編を開始しましょう。
いつもは、少し早口で喋っていますが、今回はゆっくり目に話します。
では始めます。
今から質問をします。ハイかイイエで答えてください。
今朝、目覚めた時、あなたは今日と言う日にわくわくしましたか?
今夜眠る時、あなたは、今日と言う日に満足できましたか?
今いるところが、とても大切な場所だと思いますか?
すぐに「はい」と言えなかった方に、この話を送ります。
この話を聞いたら、まわりが少し違って見えるかもしれません。
全世界の人口を100人の村に縮小するとどうなるのか。
その村は57人のアジア人と21人のヨーロッパ人、14人のアメリカ人、8人のアフリカ人がいます。
52人が女性で、48人が男性です。
89人が異性愛者で11人が同性愛者です。
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともアメリカ人です。
1人は大学に通っていて、1人だけがパソコンを持っています。
20人が栄養失調で、1人が今にも死にそうな状態です。
80人が標準以下の環境に住んでいて、70人は文字が読めません。
20人は空爆や襲撃、地雷の危機にさらされ、武装集団の拉致に怯えながら生活しています。
もし、あなたが今朝目覚めた時、健康だなと感じることができたら、あなたは、今週生き残ることができない100万人の人たちより恵まれています。
もし、戦いの危険や拷問の苦痛を一度も経験していないなら、あなたは世界の5億人の人より恵まれています。
もし、冷蔵庫に食料があり、頭の上には雨をしのげる屋根があり、安心して寝る場所があるなら、あなたは世界の75%の日人々より恵まれています。
もし、銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら、世界で最も裕福な8%のうちの一人です。
もし、あなたの両親が共に生きていて、そして二人が一緒なら、それはとても稀な事です。
話を聞いた後は、自分の環境がいかに恵まれているのかを考え直すきっかけになるでしょう。
私もそうですけど、生きていると、どうしても視野が狭くなって、自分の周りにしか感心が行かなくなり、自分の置かれた環境だけしか幸せ判断できなくなります。
恵まれていない、理不尽だなどと私も自分の環境だけで判断し文句を言っています。
何となく生きて、当たり前のように明日が来ます。
学校に行くの面倒だな。仕事に行きたくないな。明日なんて来なければいいのになんて私も思う時があります。
でも、明日も生き延びたいと願って今日死んだ人もたくさんいます。
当たり前のように明日を迎えられる、今の生活に私は感謝しています。
生きている限り、辛いことは必ず訪れます。そんな時に、100人の村の話を思い出してください。