様々な会社を見てみますと、事務社員の女性で何十年も会社に勤務するお局さん的な方をお見受けすることがあります。
なんでお局さんと陰で言われているかと言うと、怖くて、近寄りがたくて、それで仕事が出来るから、エラそうと言うか、横柄と言うか、それで、若い社員から煙たがられているからではないでしょうか。
私にも思い当たる方が過去に何人かいます。
これは、私の偏見かもしれませんが、そのようにお局さんと言われる方は独身の方が多いように思います。
でも、安心してください。そのような方は、今後10年以内で日本からは消えてなくなります。
そのような性格の持ち主が改心して日本からいなくなるわけでありません。
AI、人工知能の進化により事務社員は10年以内になくなると言われているからです。
そのような仕事が出来るお局さん的な事務員の方は、先に乃述べたように仕事が出来、会社内のマニュアルも理解して、一目も二目も置かれているのですが、これよく考えてみれば当たり前のことで、会社に長くいるわけだから、毎日同じ業務を繰り返せば、仕事が早くて正確なのは当たり前だし、社内のことも詳しくて当たり前なんですね。
逆に、仕事が出来なくて、社内ルールも知らないようならば、とっくに使い物にならなくて厄介払いされています。
そうならないのが本人も分かっていて、私の事を無下に扱わないと分かっているから他の従業員に対してもきつい物言いをできるし、横柄な態度でも許される土壌があったんですね。
でも、進化って恐ろしいですね、そんな安泰な立場にいた従業員を跡形もなく粉砕する技術がもうすぐ日本社会に導入されようとするんですから。
まあ、極端な言い方をすれば、事務員さんの仕事は数字を右から左に書き写すだけなので、人間が行えば限界は来るわけで、AIに置き換われば、1時間かかっていた仕事が1秒ぐらいで終わってしまうでしょう。
AIであれば、数字の間違いなんかでとげとげしい文句を言ってくるわけでもなく、期日ギリギリに書類を提出しても、嫌な顔をすることもありません。
仕事をしていると、どうしても事務処理が後回しになる人が多きと思うので、事務処理に対して、と言うより、事務社員に対して気を使っていた方も、そんなストレスから解放されて、本来の業務に集中することができます。
そんな訳で、多忙の中でサービス残業をしながら、それでもギリギリに書類を提出して嫌な顔をされている方。後10年で、お局さん的な事務社員が淘汰されるので、それまでの辛抱です。